補聴器で失敗する理由 失敗しないためには!

「補聴器の調子が良かったのは最初だけ。」「うるさくて使えない。」など、
補聴器が使い物にならなかったと、タンスの肥やしになっている方はいませんか?
どこを気を付ければ、失敗しないかと不安な方はいませんか?

今回は、どうして補聴器で失敗するのか。
よくある失敗原因を4つまとめました。

①焦り

初めてご相談に来る方には、「補聴器は焦らず買うものです。」と話しています。
聞こえで困っているから、1日でも早く欲しいという気持ちは分かります。
ですが、焦って買う人ほど失敗しているのも事実です。

では、なぜ焦りが失敗につながるのでしょうか。
それは、補聴器をしっかりと試していないから。

補聴器を使う方の多くが、朝から夜まで、ほぼ1日使っています。
生活の中に溢れるたくさんの音を補聴器で聞いてみてください。
聞きたい音、聞きたくない音、あらゆる音が入ってきます。
焦りがあると、様々な音に触れる機会が減るため、購入した後に音の存在に気付き、補聴器選びに失敗してしまいます。

しかし、補聴器によっては、聞きたくない音を抑えることもできます。
お店で補聴器の設定を変えられるので、改めて相談するのもいいと思います。

②補聴器の音が不十分

使い始めた頃は、調子が良かったのに、今はあまり聞こえない。
これには、色々な原因が考えられますが、補聴器から出る音が不十分の場合があります。

補聴器は、周りの音が聞こえたから、全工程が終わりというわけではありません。
音が聞こえるは、スタート地点に立ったのと同じレベルです。
そこから、使っている人の意見を聞いて、その人に合った補聴器へと変わります。
なので、補聴器を買ったまま放置してしまうと、失敗してしまいます。

最初だけ調子が良かった人は、補聴器から出ている音が小さい可能性があります。
①と同様、お店で音の増幅はできるので、改めて相談してみてください。
また、相談する際、補聴器を通じて感じた事(会話が聞こえない、足音がうるさいなど)は、伝えましょう。
同じ聴力の人がいても、音の感じ方は人それぞれ違います。
1人1人の意見を聞いて、補聴器は成長します。

③測定が不十分

お店では、聴力測定や効果測定など、補聴器を正しく使うため、多くの測定があります。
測定結果と使用者からの意見を聞いて、補聴器は音を合わせています。

そのため、測定が行われていないと、音を正しく合わせることができません。
また、正しい測定方法でなければ、正しい結果を得ることもできません。
例えば、聴力測定は静かな部屋で測らないと、周囲の雑音により、誤った結果が出てしまいます。
そのまま、音を合わせても、あまり聞こえないと失敗してしまいます。

現在、補聴器を販売しているお店は多岐に渡ります。
どこを選んでいいか分からない方は、「認定補聴器専門店」を目安にしてください。
認定補聴器専門店は、補聴器や設備が充実しているため、正しい測定に適した環境が整っています。
ちなみに、タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店です。

④補聴器の限界を知る

補聴器は、聞こえやすくするものという印象はありがたいです。
ただし、耳のいい人と聴覚が同じになるわけではありません。
また、あの頃と同じ聞こえに戻すものでもありません。

使っていない時と比べて、声や音を聞こえやすくすることはできます。
あくまでも、補聴器は機械です。
できる事、できない事を理解することが失敗を避けることにつながります。

この点は、ご購入前にお店側からきちんと説明を受けるかで変わる部分でもあります。
補聴器選びには、お店、担当者の技術力も関わってきます。
そこで選ぶ時の目安にしていただきたいのが2つ!!
お店の場合は、「認定補聴器専門店」
担当者の場合は、「認定補聴器技能者」
どちらも、補聴器販売に必要な知識と技術、環境が備わっているものに与えられる資格です。

まとめ

よくある失敗原因4つでした。①焦り以外は、使用者とお店、両者に関わる問題でした。
今、補聴器は、お店だけでなく、通信販売もしています。
ただし、販売側とのやり取りで、聞こえる・聞こえないが大きく変わります。
補聴器は、長く使うものです。
長く使うためには、いつでも安心して相談できるお店を選ぶことが失敗しないコツです。

タスク補聴器では、「認定補聴器技能者」が必ずいます。
「認定補聴器技能者」にご相談したい方は、お気軽にお声がけください。
また、ホームページ予約からもご要望にお応えいたしますので、お気軽にご予約ください。
ホームページ予約はこちらをクリック!